吉田拓郎のLIVE’73回想

--思い出の「LIVE’73」--

吉田拓郎(よしだたくろう)さんのリサイタル「LIVE’73」。
1973年11月26,27日の開催で、ともだちと27日に行きました。


突然始まる聴き憶えの無い爆音とともに、しばらくするとどん帳
(ステージの幕)が上がりだしました。

思わず拍手。ステージ中央には四足の背の高い椅子がひとつ。
会議室用のような椅子が当たり前と思っていたので特に目に
つきました。

どん帳が上がったときは拓郎さんは中央やや右手に立ってギターを
弾いてました。前奏の間に椅子に近づき腰掛けました。
ギターのストラップを掛けて弾いていたのか、抱きかかえて弾いて
いたのかは思い出せないです。

「僕を忘れた頃に~」と歌いだして「春だったね」という曲であること
がわかりました。

それからはもうステージに釘付け。ベースとドラムの際立つ音量。
せいぜいミニバンドを想像していた自分は度肝を抜かれました。

それにステージメンバーの多さ。ステージ右にはブラスセッション。
左上にはストリングスの方々。

吹くときだけ立ち上がるペットの方々がとてもカッコよかった。

その上の段にはドレス姿の女性コーラスが確か3人。
驚愕のステージスタイルに唖然としたのもつかの間、すぐに爆音の
中に呑み込まれていまれていました。

春だったね、せんこう花火、マーク2、ともだちと4曲をメドレーで
歌い、最初のトーク。

その後、何曲か歌ったころ、
海に浮かぶ隠岐の島の話しに心が和んだ記憶があります。都万という
村からとったいう「都万の秋」は印象に残っています。
その他、「襟裳岬」、「落陽」なども印象に残りました。

最後の「望みを捨てろ」は、フォークの拓郎さんがハンドマイクとは
意外でした。

演奏後、どん帳は降りず、ステージ階段上の左上にいたストリングス
のみなさんが降りてきて、次々に拓郎さんと握手を交わした光景も
忘れません。

あの感動のステージを思い出すと今でも胸が高鳴ります。

※たまたま切手アルバムに保管してあったチケット。とてもきれいで
 40年近く経過したように感じないです。
画像












p.s
LIVE’73の現存する写真はほとんど無いようで、CD「弾き語り」
のジャケット写真は数少ないLIVE’73のステージのリハーサル
か本番前に撮ったようです。

当のLIVE’73のジャケットは、帽子をかぶってエレキギターを手
にしてますが、少なくとも27日のLIVEのものではありません。


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関連ブログ
35年ぶりに見るLIVE'73たった一枚のステージ写真
https://futureindex2.seesaa.net/article/200908article_12.html
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LIVE’73
Sony Music Direct
2006-04-05
よしだたくろう

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