マツダの『B360』その2

ある夜、B360で歯医者に向かってた。
日が暮れて間もなくだと思うが、夜わざわざくるまで
医者に向かううことがなんだか不思議な感じだったなぁ。

当時、近所の医者では手に負えない歯の治療だった
と記憶してますね。

ちょっとした山道をB360は登る。助手席には母親が
乗って自分は後ろの席だった。

父親が「登らないぃ」、といいながら必死にアクセルを
踏んでいたようだった。

「1気筒、壊れんているんだ」と言った。
そのとき、エンジンの仕組みを自分に説明していた
気がする。

今思えば「プラグ」あたりの話しだったと思うけれど、
「1気筒」という単語がやけに耳に残ってますね。

なかなか坂を登らない(スピードが出ない)B360に
がんばれ、がんばれ、と繰返し言った記憶があるなぁ。


マツダと私『B360』
https://futureindex2.seesaa.net/article/200801article_1.html

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