ロンドンレコードのステレオラボラトリー

こどもには高価だったステレオをやっと買って(もらい)、
色々な音を楽しんでいるうちに、カートリッジやスピー
カーに凝りだしていった。

ロンドンレコード(発売:キングレコード)のステレオラボラト
リーシリーズに出会ったのもひとつのきっかけ。


このレコードの特徴は以下のように書いてある。
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チェックアウトレコードが、直接再生装置の機能を測定す
る目的で作られているのに対して、
"音楽"そのものによって再生装置を再確認し、また調整
していただくところが最大の特徴となっております。
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ひよっ子なのに、な~るほど、とか思って、のめり込む。



写真は第2回シリーズ。
Vol.7ストリングス ノーマン・キャンドラー・オーケストラ
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ストリングスの音に興味を持ったのもこのレコードのおかげ。
特に「ローレライ」はとても心地よかった。

Vol.3のラテン・パーカッション(エドムンド・ロス・オケ)も強烈
だった。カウベルの音が、どうしてもビビっているように聞こえ
た。廉価盤でも立派なコンポだと思っていたから、ラボラトリの
レコードの方が不良品だと思った。

カッティング時のコンプレッサーを使用していないからダイナミッ
クレンジはマスター・テープと同じ、

大きい音のピークレベルはそれまでのレコードより3~6db
も大きく収められているっつ~ことなので、生々しい過渡特性
を受け止められなかったようだ。

その後、ステレオラボラトリーのおかげで??、レコードや機器の
ためにお金が消えていった。
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のちに、CBS・ソニーからmaster SOUNDシリーズが出てきたっ
け。

そのシリーズだった、松田聖子のデジタルマスタリングはよかっ
たナ。

次は松田聖子さん。

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