クイズダービーと養豚業ソフトとん太郎

1980年中盤ごろはすでに仕事でパソコンを使用していたが、本体
だけで定価が298,000円とか398,000円もした。

それで、サウンドはビープ音か3和音だけとかで、外部記憶媒体は、
1MBの5インチフロッピーか、急進中の3.5インチ型に移行している
ころだった。

ハードディスクに20MB(GBではありません)のものが付いていれば
最上位機種だった。

ソフトではゲーム、日本語ワープロ(当時は英文タイプが基本だった
時代から進化していたので"日本語"を付加したタイトルが多かった)
、表計算、財務管理が中心だった。

徐々に販売管理などの業務ソフトが増えていった。



そんな中、当時人気のテレビ番組大橋巨泉司会の「クイズダービー」
に出た問題にこんなのがあった。


次の問題
近頃、コンピュータソフトにはいろいろ変わったものが売られています
が、次のうち実際にあるのはどれ。

林業向けソフト すぎさく
養豚業向けソフト とん太郎
マグロ船向けソフト まぐちゃん

「三つに分かれました、いっぺんに開けましょう、せぇの~ドン」
画像













「絶好調竹下景子さんだけ!」パチバチバチ

正解はとん太郎。


コンピュータソフトの名称が出題として扱われること自体、この時期に
パソコン文化が急激に一般に広まっていることを実感した。

当時調べたらこのソフトは、たまごで有名な「ヨード卵光」を売っている
大手会社で、養鶏の管理ソフトで鶏子(けいこ)もあったと記憶している。


※問題は読み上げだけなので上記架空のソフト名を含めて書いている
かな漢字は想定です。

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