ファシリテーターのスキルを活かそう

2000年頃、ひょんなことで研修を修了した
ファシリテーターのノウハウがその後役に
たったものだ。勿論、今でも。


強烈な論者からコンセンサスを得るひとつ
の方法として、
喋り尽くさせる方法がある。

ただ、企業内ではレジュメのタイムラインの
都合で時間が足りなくてむずかしいことも。

何かのサークルや町内会など、私的な集
まりでは効果がある。

忍耐も必要だが、しめたものだ。


人間は多くを喋ると誇張や「過渡の一般化」
を口にする。
論理構造に脆弱な部分が顔を出す。突っ込
みどころが増えて都合がよい。

もうひとつは、、
喋り尽くさせると「俺の言いたいことはすべて
言った」、「まぁ、あんたらの言っていることも
わからないでもない。

好きにしてくれ」などと、

本人が納得していないにもかかわらず、その
題材の合意形成を獲得出来てしまう可能性
が高かまる。
　

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過渡の一般化とは、

実例のひとつ、「そんなのみんなやってるよ」
と言う発言。

「みんなって、誰？」と聞くと、○○さん、
「あとは」と聞くと、××もだし、
「それから」と聞くと、口から出てこない。

この例では、たった二人の該当者なのに
ほとんどの関係者がやっているように訴
えている。これを過渡の一般化をしている
などという。