スロットレーシングの遊技場があったのだが

初めて親に連れられ、スロットレーシングの

レース場に行ったあの胸の高鳴りは忘れなれない。


クレージーフォームが流行っていたので

1966~67年ぐらいだろう。


1/24ぐらいのミニレーシングカーを巾着袋に入

れて行った。車種は憶えていないがこんなやつ。
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コースは6コースぐらいあって、驚きの長いコース。

カーブはバンクがついていた。


小学校高学年のお兄さんたちが常時占拠して

いて、空きスロットがなかなか出ない。


空きスロットが一瞬できても、遠慮してしまって

レーシングカーを溝に置くことができなかった。


当時の記憶(イメージ)を下手な絵で。。
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やっとコースに置いたレーシングカー。

コントローラーといってよいのか、スピード加減

だけを親指で調整する手に喜びを感じた。



走りだしたレーシングカーは、一気にバンクの

カーブへさしかかり、一瞬にしてリアが外に振れ

て・・、溝から外れた。


すぐに高学年の子にまたスロットが使用されてし

まう。

レーシングカーを手にしたとき、ドライバーの

頭部がなくなっていた。ショックだった。



そのあとはよく覚えていない。

帰りに、巾着袋に首のとれたレーシングカーを

入れて、

親父とポツリポツリ話しをしながら家に帰ったよう

な気がする。



自宅近くにレース場というか、遊技場があった

ぐらいだから、ブームだったのだろうが、

いつしかその遊技場も含めてスロットレーシング

は姿を消していった。

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