上々颱風は、お囃子の現代の伝道師だ
日本文化いろは辞典によると、
おはやし、お囃子、囃子または囃し、とは、
音や舞、踊りなどを高揚させるために、言葉や音楽で賑やかに
「はやし立てる」事を指します、 とある。
小学校のころ、キンカン本舗提供の
素人民謡名人戦で、甲高い女性の合いの手や、
間の良い三味線や太鼓で、なぜかこどもながらに高揚していた。
きっと、主旋律に対して何らかの「囃したて」によって
今でいう、ノリがよくなる気分を特に日本人はDNAにもっている気がする。
写真は、キンカン本舗提供の素人民謡名人戦。
で、当ブログでもたまに取り上げる上々颱風について。
※現在は一時活動を休止中
CDなどでは、映美さんと郷子さんのボーカル兼、楽しいこの「お囃子」が
数えきれないくらい入っていて、それに男性メンバも加わり、
ジャパニーズ「ノリノリ」気分をたっぷり味あわせてくれる。
合いの手ともいうべき「囃し立て」は、外国の曲にもあるけど、
こと日本、とりわけ上々颱風に至っては、
その総数たるやギネス級かもしれない。
上々颱風は、現代音楽の分野におけるお囃子の貴重な伝道師だと思う。
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