観光
スコットランド民族衣装風からして
ネッシーの疑似題材
男:
で、観光シーズン中はお前一体どこに隠れてたんだ?
観光業に貢献しなかったことに対して地元の男性が
皮肉交じりの文句が描かれている
と、「出遅れたネッシー」のような解釈は
Gahan Wilsonの作品として不十分
単純なジョークに見えながら
読み手側の想像力次第で
いくらでもドス黒い人間ドラマが立ち上がる
よく見ると
この怪獣の「長いまつ毛」や「潤んだような瞳」
「すぼめた口元」は、おぞましい怪物というよりは
傷つきやすく、何かを必死に訴えかけている
たぶん
妻であるニュアンスを十分に含んでいる
目の前で涙を流す妻の
絶望的な状況を完全に無視し
「観光シーズンに稼げなかったこと」だけを
責め立てる夫の姿は
これ以上ないほど強烈な
マカブルでブラックユーモア
ガハン・ウィルソンらしいところが
いい
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